バブ オーバーホール 
マウンテンバイクのハブには大きく2種類に分かれます。1つはシマノの様なカップ&コーンと呼ばれるもので、リテーナーベアリングやバラ球で組まれています。このハブは大昔からありますが、泥などに弱く、ベアリングの当たるハブ本体に傷が付くと復活できなくなります。完成車に多く装備され、利点は安く製造できる点でしょう。
もう1つはシールドカートリッジベアリングで組まれています。こちらはメンテナンスしやすくベアリング交換やパーツ交換することで長い間使用することが出来ます。カスタムパーツはほとんどがこのシールドハブになっています。

1.自転車の中でも大きな割合を占める車輪は抵抗を一番感じるところです。オーバーホールとは少し関係ないですが、軽量化すると遠心力があるので体感する重さは軽量化したその重量の5倍以上感じるとも言われています。ハブの回転もやはり常に回っている所なのでものすごい体感できます。オーバーホールしチューニングしたハブの回転は足を止めても転がる新車の時の感覚以上です。
2.ハブのラチェット音が使っているうちに徐々にうるさく聞こえてくる事を感じた事は無いですか?
確かに気持ちのよい音に聞こえますがハブ内の潤滑オイル切れをも表しています。
静かな回転なほどオイルが浸透していていい状態です。ハブ内のラチェットが焼き付く前にオーバーホールする事をオススメします。

作業費用一例 フロント3,675円〜+ベアリング交換2,100円〜+ベアリングなどの部品代
リア5,250円〜+ベアリング交換3,150円〜ベアリング/ラチェットなどの部品代

CHRISKINGオーバーホール


完成した状態のホイール

カセットとローターを外します。

カセット・ローター取り外し完了

ハブの完全分解状態


完全分解後洗浄
グリスアップ後再組み立てします。