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リアメカエンドアライメント修正
自転車の変速機の調整がいつまでもきれいに決まらない事や後ろのギアと車輪の間にチェーンが挟まる事がありますが、このような症状にはリアメカエンドのアライメントがずれていることが多数あります。リアメカエンドのアライメントを修正するには特殊な工具が必要です。 |
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1.完成車のほとんどのリアメカエンドは少し歪んでいます。リアメカはエンドを頼りに動いているのでその部分を修正しなければ永遠に変速のセッティングは決まりません。
2.変速調整で一番肝心な部分です。ワイヤーもちゃんと張れているのにいくら調整しても奇麗に変速が決まらないな〜とお悩みの方はいませんか?エンドが曲がっている可能性、大です。今一度、修繕に出してみてはどうでしょうか?スッキリ解決しますよ。 |
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リアメカエンド修正工具
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リアメカエンドが曲がった状態です。
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ホイールと工具の斜め具合を見てもらえれば曲がりがわかります。 |
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エンド修正後、横方向が平行になります。 |
縦方向もストレートになり、作業完了です。 |
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入エンド修正作業1mm単位で
完璧なホイールをジグに行います。 |
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BBフェースカットです。 |
このようにエンドが5mmでも曲がってしまうとそのまますべての変速位置で5mmづつ、ずれていきます。今では3X10や3X9の多段変速機が主流のマウンテンバイクで1つの曲がりは全ての変速に影響します。また上記の写真にあるようにフレームセンターからBB当たり面までの距離が塗装によりずれていく事がある為BBフェースカットをします。(BBベアリングは塗装により面当たりしないため緩むのでそのためにもフェースカットします。)いくら精度のいいパーツを付けてもフレームの精度が悪ければ効果は現れません。全ての変速で快適にライディングする為に是非見直しましょう。
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